2021/03/21 10:14

「SDGs探究AWARDS 2020」でSDGs研究会所属の中学3年生の3人が応募総数1953件の中、中高生部門で優秀賞を受賞しました!

 「SDGs探究AWARDS」とはこれからの未来を担う若者が世界の問題を「自分ごと」として捉え、持続可能な社会に向けて自分たちができるアクションを考え表現する場を作りたい、という想いから2019年に設立したSDGsを通じた探究活動の発表の場です。

 SDGs研究会は「今、私たちにできること」をタイトルに、小児がん支援のためのレモネードスタンドの活動と地域社会や環境を守りながら、サステナブルな世界の実現を目指すフェアトレードコーヒーの活動の2つのテーマについて、SDGsとの関係性を踏まえた実践発表を動画にまとめ、エントリーを行いました。


追記: 4月16日、SDGs研究会が柏市の秋山市長を表敬訪問させていただき、SDGs探求アワード2020で優秀賞したことを報告いたしました。秋山市長より激励のお言葉をいただき、SDGs研究会の生徒たちも自分たちが行ってきた活動を振り返るとともに、生徒一人ひとりの強い思いを伝えることができました。 


受賞者コメント


この度は優秀賞という素晴らしい賞をいただき大変嬉しく思っています。今回の受賞は、私達3人のものではなく、SDGs研究会メンバー全員の受賞だと思っています。そして何よりサポートしてくれている先生方、協力してくださっている企業やNGOの方々に感謝を伝えたいです。今回の受賞を通じて多くの人に支えられていることを実感しました。

 今年度はこのコロナ渦の中、私達の活動もどうしても縮小せざるを得ませんでした。そんな中、コロナ渦でも活動可能なオンラインショップ開設を行い、ドリップバッグを販売したことなど新たな活動にチャレンジした一年だと思っています。そしてこのSDGs探求AWARDSもその一つです。今回の私達3人のメンバーは動画作成でしたが、苦労の中に自分たちの活動を見つめ直すきっかけになり、多くの発見がありました。

 私達の活動の一つであるレモネードスタンドによる募金活動はもともと1冊の英語の教科書がきっかけです。一人の生徒の想いが広がり、今ではこうして1つの部活動として大きく発展しました。

 まだフェアトレード、レモネードスタンドどちらの活動にもたくさんの課題が残っています。これらはSDGsの目標にも大きく関わっています。今回の受賞を糧にこのような答えのない課題向けて私達は今後もこれらの活動を止めることなく続けていきます。